STATE | ENTRY | <<new | 1 / 90pages | old>> |
|
スポンサーサイト
|
|
Unknown Mortal Orchestra "Unknown Mortal Orchestra"
年末の駆け込みで買った中で一番当たりだったのがこのUnknown Mortal Orchestra。全く前情報も無く、ほぼ博打で購入したのですが、1曲目からこれいつの時代の音楽や?リイシューか?と思うくらいチープで古い音質で、同じ60'sサイケデリアの影響を色濃く感じる昨年のアリエル・ピンクと比べると、彼らの方がよりローファイでファンクな感じです。 |
|
The Black Keys "El Camino"
前作「Brothers」でグラミー賞のロック部門を獲得し、すっかりアメリカでは有名なバンドになったThe Black Keys。デビューから10年で8作目と非常に多作な彼等ですが、オールドスクールなブルーズのスタイルからThe White Stripesと同時期に登場してしまったため、デビュー当時はポスト・ストライプス的な祭り上げられ方をされたからか分かりませんが、ここ日本やイギリスとの人気の温度差が非常にあるバンドだったので、フジロック来日時等には軽くチェックしたものの、当方もここまで彼らの音源は未聴でした。 |
|
St.Vincent "Strange Mercy"
St.Vincentことアニー・クラークの3枚目のソロアルバム。彼女の存在は全く知らなかったのですが、元々Polyphonic SpreeやSufjan Stevensのツアー・メンバーとして活躍していたので実は見たことがあるかもしれないという事実に(゚д゚)!あらゆるレビューで好評価を獲得している今作ですが、飛ぶ鳥を落とす勢いのUSインディーの名門レーベル4ADからリリースされているのも納得のポップかつ優雅でエクスペリメンタルな刺激性に溢れたアルバムに仕上がっています。 |
|
Special Others "Special Others"
コラボイヤーと銘打って、今年1年は様々なアーティストとコラボレートして楽曲を発表してきた |
|
M83 "Hurry Up We're Dreaming"
全22曲、約113分間のアルバム2枚に渡る宇宙旅行。エレクトロニカ、エレ・ポップ、アンビエント等の電子音楽のカテゴライズを飛び越えたまさにエレクトロ・ワンストップな一枚。メジャーとインディー、アートとポップ、ニューウェイブとポスト・ロック、それぞれの良い要素を折衷して構築したようなこのアルバムは繊細かつ力強い、感動的な作品だと思います。壮大なサウンドスケープが心に響きます。
2枚組ともなると冗長過ぎて途中でダレがちなのですが、この作品に関しては"Intro"〜"Outro"までしっかりとした流れができていて、インストの曲とヴォーカル有の曲を巧くミックスしながら構成されているので、非常にストーリ性が高く、今年一番アルバムを通して聴きたくなる一枚かもしれません、もちろん、個々の楽曲のクオリティーも非常に高く、名曲も数多く収録されています。Pitchfolkのベストトラックに10位以内に2曲エントリーしたのも納得。 Disc1 1. Intro←Recommend! 2. Midnight City 3. Reunion 4. Where The Beats Go 5. Wait 6. Reconte-Moi Une Historie 7. Train To Pluton 8. Claudia Lewis 9. This Bright Flash←Recommend! 10. When Will You Come Here? 11. Soon, My Friend Disc2 1. My Tears Are Becoming A Sea 2. New Map 3. OK Pai 4. Another Wave From You 5. Splendor 6. Year One, One UFO 7. Fountains 8. Steve McQueen 9. Echoes Of Mine 10. Klaus I Love You 11. Outro |
|
Girls "Father, Son, Holy Ghost"
前作はクリストファーとJBのほぼ二人だけで製作され、良い意味で無垢で荒っぽいインディーらしいアルバムでしたが、今作はギターとキーボードがパーマネントなメンバーとして参加し、外部プロデューサーを迎えることによって、バンド・サウンドとして成立しており、サウンドプロダクションのクオリティーも格段にアップ。レッド・ツェッぺリンか!?と耳を疑ってしまうハードでファストなリフと強烈なインパクトのリリックが印象的な"Die"をはじめ、クラシックなブルース・ソングの"Love Like A River"、光と闇を一緒くたにしような混沌としたメロディーが印象的な"Vomit"等、前作よりも特徴的な曲が多い印象。
前述のとおりのバリエーションが格段に増えたサウンドに、クリストファーの純真無垢で求愛に満ちたリリックが乗る事によって、個々の楽曲に見事なまでにマジックがかかっており、何度聴いても心に染み渡る愛に満ちあふれた名盤。 2. Alex 3. Die 4. Saying I Love You←Recommend! 5. My Ma 6. Vomit←Recommend! 7. Just A Song 8. Magic 9. Forgiveness 10. Love Like A River 11. Jamie Marie |